2020.05.21 / お知らせ

プラスチック製レジ袋の廃止と紙袋有料化のお知らせ

カネルブレッドでは7月1日を目標に全てのプラスチック製のレジ袋を廃止し、手提げ紙袋の有料化を開始致します。

これに伴い、お客さまには改めてエコバッグやリユースバッグのご持参など環境に配慮したお買い物へのご協力をお願いいたします。もちろん、出先でのお買い物で用意のない場合や、お手土産もので紙袋がご入用のこともあります。有料化に当たって既存の紙袋を刷新し、パンを入れるのに適したより使い勝手の良い紙袋を準備中です。また、レジ前には無料でご利用いただける再利用のお買い物袋の設置も予定しております。ぜひそちらもご利用くださいませ。

1年前にエコバッグの販売を開始したそれは小さなメッセージの発信でした。
カネルブレッドはお客さまに寄り添ったサービスを提供することと同じくらい、環境に配慮したお店であることを目指したいと思っています。お客さまと同じくらい地球のことも大切にしたい。でも、それは必ずしも同義になるとは限らず、内なる葛藤も度々起こります。お客さまの不便になることを声を大にして発信することは安易には出来ず、慎重に議論を重ね、結果としてこの決断を下すまでに長い時間がかかりました。

しかし、世界各地で起きる山火事や洪水、干ばつ、氷河の減少やそれに伴う海面上昇、日本でも年々勢いを増して各地で壊滅的被害をもたらす台風や水害、温暖化によって引き起こされる異常気象の数々。これらを目の当たりにしながら、これ以上化石燃料を使ったプラスチックバッグを使用し続けることはもはや良心が許しません。それは例えたった1枚のプラスチックバッグでも無関係ではないからです。
もちろん、紙袋も木材資源を消費している点や輸送コストの観点で見れば、環境負荷はプラスチックバッグと同等かもしれません。
できればシングルユース、使い捨てはせずに何度も繰り返し使ってもらいたいです。

大切なことは、ひとつひとつの選択肢の判断基準に環境負荷のことも考慮されていること、それを続けることで私たちの行いが少しでも地球にとってより良い方に傾倒していること、この意識改革だと考えています。
自分たちの住むこの地球のことに無関心でいるわけにはいきません。そこに最もらしい理由は必要でしょうか。地球人としての責務、というには大げさすぎる、自然との共存を図るためのもっと動物としてのプリミティブで本能的なものだと思いたいです。

お客さまには多少のご不便をかけてしまうことになりますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
最近強いられている外出さえ制限される不便な生活はあらゆることを思うがままにしてきた代償であると同時に、
ままならなさをいかに楽しむか、今こそ暮らしの中で培ってきた叡智の活かしどころであり、私たちにはその力があると感じています。

引き続き、パンの個包装にはプラスチック製の袋を使用しております。
なのでこれで終わりではありません。これからもこの問題とは向き合っていきます。前向きに。

オーストラリアのNPO団体、Boomerang Bags。地域コミュニティで手作りされたエコバッグの入った箱を町中に設置し、買い物客が無料でレンタルできるという取り組みを行っています。借りた人は次の買い物時などボックスの前を訪れた際に返却し、繰り返し使われるという仕組み。このブーメランバッグは今や世界中に広がっています。市民一人ひとりのローカリズム、草の根的運動が大きなアクションとなる好例です。

最後にもうひとつ、ご協力のお願いです。
7月の有料化に向けて、ご家庭で不要になった再利用可能な紙袋やエコバッグの回収を行っております。
こちらで一定の基準を設けて点検させていただいた上で、リユースバッグとしてお客様にご利用いただきます。
お持ちいただいた際にはレジスタッフにお渡しください。
どうぞご協力よろしくお願いします。